【映画】ルーパー [映画]
「LOOPER/ルーパー」
総合評価:★★★☆☆
未来からタイムマシンで送られてきた標的を消す、“ルーパー”と呼ばれる
殺し屋のジョー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)。
ある日、ジョーのもとへ送ら
れてきたのは、何と30年後の自分(ブルース・ウィリス)だった。
ジョーは、未来の自分の殺害をためらい逃がしてしまうが、
その後未来の自分から、やって
来た理由を明かされ…。
寸評をするのも前フリの解説が必要になる。
現代の舞台は、2044年のカンザス州。そこへ突然、男が飛び出す。
縛られて、顔に袋をかぶせられた男。男は瞬時に射殺される。
殺された男は、2074年の未来社会から送り込まれてきた。
未来社会ではタイムトラベルが発明されているが、犯罪者を殺すことができない。
犯罪組織はひそかにこの技術を用いて邪魔者を30年前に送り返し、
そこで現代の殺し屋に始末させ報酬を与える。
というのが、この映画の世界観の前フリ。
まぁそんなに難しい話ではない。未来の自分が平和な生活を送りたいために
過去の自分に未来を変えるように仕向けようとするという話だ。
そこに難しさもなにもない。未来の自分と、現在の自分の夢が異なっているので
いざこざが発生してしまうのだ。
ストーリー的には嫌いじゃない内容だったけど、世界観設定に矛盾が多いので
とにかく違和感を感じる事がしばしばある。
そのへんの作り込みの拘りを、もっと感じられればとても面白くなったんじゃないかと。
とても惜しい作品だったかな。
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