【映画】アベンジャーズ

「アベンジャーズ」

総合評価：★★★★★

人知を超えた悪によってひそかに進められる地球壊滅の陰謀。
それを食い止めるべく、大富豪で天才発明家アイアンマン（ロバート・ダウニー・Jr）、
神々の国から地球ヘと追放された雷神ソー（クリス・ヘムズワース）、
感情の爆発によって容姿を激変させる科学者ハルク（マーク・ラファロ）などを集めた部隊
アベ ンジャーズが結成される。しかし、各々が抱えているつらい過去や苦悩が
浮き上がっては衝突し合うようになり、人類史上最大の危機に立ち向かうチームとしての機能が
消失しかけていた。

アイアンマン、ソー、ハルク、キャプテン・アメリカなど、世界的に有名なヒット作の主人公が
一堂に顔を合わせるアクション大作。

映画を観る前は正直このメンバーを良さを1本の映画の中で発揮させることができるのか
とても疑問視していた。だがしかし、観てみればなんてことはなくそれぞれの見せ場を
うまく作っていたと思う。
劇中に登場するエージェントのコールソンは元々はコミックに登場しなかった人物だそうだ。
だが、アイアンマンで登場したコールソンが人気になり後にコミックにも登場するように
なったとのこと。このコールソンこそが今回のアベンジャーズの重要なキーだった。
いつもチョイ役でしか出演しなかったコールソンが一躍重要な人物となる過程は
監督のすばらしい采配だったと思う。
そして日本ではイマイチ流行らなかったハルクの魅力が今回は思う存分に発揮されて
おそらく映画を見た後にハルクの映画を見てみようと思う人もいたのではないだろうか。
とにかくノンストップでド派手なヒーローアクションは今までにないすばらしい作品になった。
期待薄だったこともあってか、とにかく引き込まれて面白かった。
要所要所にちりばめられた小ネタも思わず吹き出してしまう位センスが良かった。
お約束のエンドロール後の演出も最高に笑えた。劇場公開終了間際に観ることができて
本当によかったよ。